今年の梅雨明けは前線消滅型だそうです。
きのう2016年7月18日、九州~東海の梅雨明けが発表されました。
九州~東海が梅雨明け 午後はさらに気温上昇
via: 九州~東海が梅雨明け 午後はさらに気温上昇 (ウェザーマップ) – Yahoo!ニュース
18日昼前、気象庁は、九州南部・北部、四国、中国、近畿、東海が梅雨明けしたとみられると発表した。
九州南部は平年より4日遅かったが、四国は平年と同日、九州北部は平年より1日早く、中国、近畿、東海はいずれも平年より3日早かった。
《中略》
西日本や東海は向こう1週間、湿った気流の影響で局地的な雷雨があるものの、高気圧に覆われて暑い晴天が多くなる見通し。
↑上の写真は、福島市にある僕の家の窓から見える信夫山(しのぶやま)です。
関東と東北の梅雨明けはまだですが、まるで梅雨が明けたかのような青空です。
今年の梅雨明けは「前線消滅型」だそうです。
梅雨明けのパターンは大きく分けると2つです。
多いのが、夏の高気圧がググッと強まり前線を北に押し上げる「前線北上型」。(下図の左側)
このパターンは「梅雨明け十日」といわれるように、安定した夏空と厳しい暑さが続きます。
もう一つのパターンは「前線消滅型」。(下図の右側)
前線の北側の冷たい空気と南側の暖かい空気との境界線にできるのが梅雨前線です。
前線の北側の空気が暖まると境界線が不明瞭になって、前線が弱まり梅雨前線が消滅します。
「消滅型」の場合は梅雨明け後も夏空が続かずに雲が広がることがあります。
今年はその「前線消滅型」の梅雨明けだというのです。
「梅雨明け十日」とは?
むかしの登山用語で、
「梅雨が明けた後の10日間は安定した晴天が続きやすい」ことを表現したことばです。
前線北上型の場合、太平洋高気圧の勢力が大きくなってきて日本列島全体を覆うようになるり安定した天候が続くようになるからですね。
近年では「梅雨明け十日」が実感できない年が多くなって、あまり聞かれなくなりました。
今年の梅雨明けが前線消滅型だとすると、梅雨明け十日は期待できないですね。
さらに7月25日はかき氷の日です。
かき氷の別名である夏氷(なつごおり)で「な(7)つ(2)ご(5)おり」の語呂合わせと、
1933年7月25日に山形県山形市で当時の日本の最高気温40.8℃を記録したことにちなみます。
なお、日本の最高気温はその後、2007年8月16日に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で40.9℃が、2013年8月12日に高知県四万十市で41.0℃が観測され、記録は塗り替えられています。
スポンサードリンク | |
水村亜里on |
初めて当ブログに訪れた方や何度か当ブログにお越しいただいているみなさま。
もしブログの内容を気に入っていただけましたら
RSSリーダーの登録よろしくお願いします。
コメントのRSS⇒
Google+やツイッターでも、更新案内を流しています。
RSSリーダーとは?⇒ RSSってなんなの?
リンク切れ、YouTube動画削除などを発見されましたら、コメントで教えていただけると非常にありがたいです。
posted by +水村亜里(ミナムラ アサト) info@minamura.jp